trima

韓国にチキン屋が多い理由は?おすすめのチキン屋も紹介!

韓国にチキン屋が多い理由は?おすすめのチキン屋も紹介!

2020.08.28

Trima韓国編集部

韓国には、あちこちにチキン屋があり、なぜこんなに多いのかと疑問に思った人も多いでしょう。韓国のチキン屋の数は世界中のマクドナルドよりも多いと言われています。また、就職に失敗すると餓死かチキン屋かと言われるほどです。今回は韓国のチキン屋事情に迫ります。

目次

  1. 韓国にチキン屋が多い理由やその実態
  2. 韓国のチキン屋の驚くべき数の多さ
  3. 韓国のチキン屋の数はどれくらい?
  4. 韓国はチキン+ビールが定番
  5. 韓流ドラマにもチキンがたびたび登場
  6. 韓国にチキン屋が多いのはなぜ?
  7. 韓国にチキン屋が多い理由はその手軽さ
  8. 親子企業も増加
  9. その半数は廃業している現状
  10. 韓国の就職難の末路はチキン屋か餓死?!
  11. 韓国のチキン屋人気店
  12. キョチョンチキン
  13. BBQチキン
  14. トゥルドゥルチキン
  15. ネネチキン
  16. キョチョンチキンが日本進出を果たすも…
  17. キョチョンチキンが六本木に出店
  18. 韓国のチキンが日本人ウケしなかった理由
  19. 韓国の定番おつまみ
  20. トッポッキ
  21. スンデ
  22. ナクチポックン
  23. 韓国のチキン屋は現在減少傾向にある

韓国にチキン屋が多い理由やその実態

Cock Chicken Village - Free photo on Pixabay (762399)

日本でもKFCはクリスマスの定番であり、多くの店舗数があります。しかし韓国の人にとってチキンは日常的に食べるものであり、毎日食べる人もいます。

なぜ韓国にはチキン屋が多いのでしょう。その理由や韓国の切実な事情について徹底解説します。

韓国のチキン屋の驚くべき数の多さ

Chicken Nuggets Fries Dip - Free photo on Pixabay (762401)

韓国には、本当にあちこちにチキン屋があります。道を歩いていると、あちこちにチキン屋があり、探さなくても目に入ります。

韓国旅行中に、「一体どれくらいのチキン屋が韓国にあるのだろう」と疑問に思った人も多いでしょう。ここでは、その疑問にお答えします!

韓国のチキン屋の数はどれくらい?

Blur Chart Computer - Free photo on Pixabay (762402)

韓国は日本以上に小さな国です。しかし、2018年末の時点では、韓国国内のチキン屋は87,000店舗以上という調査結果が出ました。これは個人店舗なども含めた数字で、コンビニの数より多いです。

また、韓国のチキン屋との対比でよくマクドナルドが使われるのですが、世界にあるマクドナルドの店舗数の合計よりも、韓国国内にあるチキン屋の方が数が多いようです。マクドナルドもかなりの数がありますが、韓国のチキン屋はそれを上回っています。

韓国はチキン+ビールが定番

Beer Garden Thirst Glass - Free photo on Pixabay (762403)

チキンは韓国人にとって国民食となっているほどメジャーな食べ物です。キムチと並んで韓国人の食生活には欠かせないものでしょう。チキンに合うものとして、ビールがあげられます。脂っこいチキンをビールで流し込むのがたまらないようです。

あまりの人気で、「チメク」という言葉も造られました。これはチキンと、ビールを意味する「メクチュ」を組み合わせたものです。チキンの種類も様々なので毎日食べても飽きないのです。

韓流ドラマにもチキンがたびたび登場

Nightlife Republic Of Korea Jongno - Free photo on Pixabay (762404)

以前から韓国ではチキンを食べる習慣がありましたが、チメクブームに火が付いたのは2013年に放送された「星から来たあなた」というドラマの主人公が、チメクが好きだったためです。

それから韓流ドラマでは度々チキンを食べるシーンが放送され、ファンたちの間で話題となることでまた新たにチキンブームが到来したのでした。韓流ドラマは世界中で人気があるため、韓国のチキンを食べたいと韓国を訪れるファンも少なくありません。

韓国にチキン屋が多いのはなぜ?

Question Mark Hand Drawn Solution - Free photo on Pixabay (762405)

韓国のチキン屋の多さに驚いた人は少なくないでしょう。では、どうしてこんなにもチキン屋が作られているのでしょうか。

それには韓国の経済事情ならではの理由も隠されているようです。

韓国にチキン屋が多い理由はその手軽さ

Oldtimer Auto Classic - Free photo on Pixabay (762406)

韓国でチキン屋があちこちにあるのは、開業しやすいからです。韓国では日本よりも自分で店を出すための許可が簡単に取れ、原料はチキンが主なのでそう高くはありません。

ドラマで撮影に使われたり、地元で美味しいと噂になったりすれば、信じられないくらいの客がやってきます。そうすると会社勤めでは稼げないような金額を稼ぐことができるので、一攫千金を狙ってチキン屋を開く韓国人が多いのです。資金があればプロセスはそう難しくはないようです。

親子企業も増加

Entrepreneur Startup Start-Up - Free photo on Pixabay (762407)

親子や兄弟でチキン屋を経営するところも増えています。韓国では就職難が続いており、早期退職を迫られたり、40代半ばでクビになったりすることも珍しくありません。

そして子供は就職活動で企業からの内定がもらえず、親子ともに無職であるという状況が多いのです。そこで親の退職金を元手にチキン屋を開こうという親子がとても多くなっています。

また、兄弟がチキン屋で成功すると自分も!と会社を辞めて、フランチャイズで経営を始める人も多いです。

その半数は廃業している現状

Man Figure Toys Pokes Fun - Free image on Pixabay (762409)

韓国では自営業が盛んです。自営業の割合が高いと言われる発展途上国以上に、韓国での自営業率が高いことが問題視されているほどです。そして長期的な視点でビジネスを考えず、資金が集まればとりあえず起業しようという心構えなので、失敗してしまいます。

2017年の調査では韓国の自営業の廃業率が89.2%とかなり高いことが報告されました。チキン屋も自営業に含まれており、起業しても数年以内に潰れてしまう可能性が非常に高いです。

韓国の就職難の末路はチキン屋か餓死?!

Gray Squirrel Animals Rodent - Free photo on Pixabay (762410)

若くしてチキン屋を開業する人も多いです。これは、韓国の深刻な就職難が関係しています。大学を卒業しても就職率は60%程度、名門のソウル大学卒業でさえ就職率は70%を超えていません。一流企業に入れるのはごく一部で、それも終身雇用の保証はありません。

そのため韓国人は教師や公務員の安定した職を求めます。すると下級公務員ですらも倍率数百倍という厳しい競争になってしまうのです。卒業後も職が見つからず、餓死するくらいならチキン屋で少しでも設けようとする人が多いのです。

韓国のチキン屋人気店

Food Chicken Rice - Free photo on Pixabay (762411)

韓国に行くと、あまりにもチキン屋が多すぎて選べないという人もいるでしょう。店によって味付けや食材へのこだわりは異なり、絶品の店もあればクオリティーが低い店もあります。

ここでは韓国のチキン屋で人気のものを紹介します。

キョチョンチキン

Chicken Fried Oven Foods - Free photo on Pixabay (762417)

韓国のチキンと言えばキョチョンチキンを味わわなければ始まらないと言われるほど定番のお店です。チェーン店なので韓国各地で食べられていますが、観光客がアクセスしやすい店舗は東大門店です。

24時間営業で、座席数も多いので、人が多いときも比較的スムーズに座ることができます。人気メニューは「オリジナル、レッドオリジナル ハーフ&ハーフ」で、オリジナルの味のチキンと、スパイシーに味付けされているチキンが両方楽しめます。

BBQチキン

Chicken Food Fried - Free photo on Pixabay (762412)

BBQチキンも韓国国内に数百もの店舗を持つ大手のチキンチェーン店です。揚げる際にエクストラバージンオイルを使っているので、揚げているのにヘルシーと女性人気が高いです。ソースをディップすると更に旨味が加わります。

また、ダイエット中の人には、揚げずにじっくり焼いたグリルチキンを提供している店舗もあります。鍾路本店は、韓国の人気ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」の撮影地であるため、韓流ドラマファンが世界各地から訪れています。

トゥルドゥルチキン

Fried Chicken Peanut Sauce - Free photo on Pixabay (762413)

トゥルドゥルチキンは、下味をしみこませるために10時間以上も熟成させています。また、新鮮な鶏肉のみを使用するこだわりで、圧力フライヤーで揚げるので衣はサクサク、中からは肉汁が溢れ出ます。

明洞にはいくつか店舗があるので観光の途中でも寄りやすく、昼からビールとともにチキンを食べる人が後を絶ちません。深夜2時まで営業しているので、深夜のスナックにもおすすめです。店舗によって提供している味が異なるので、巡るのも楽しいでしょう。

ネネチキン

Fresh Wings Lemon Pepper Ranch - Free photo on Pixabay (762414)

元々、鶏肉加工会社からスタートしたため、鶏肉の品質はピカイチです。100%韓国産の鶏肉を使用しているので安全であり、揚げる際も中まで油がしみこまないこだわりがあります。

ここの人気メニューは、チーズパウダーがチキンが見えない程かけられている「スノーウィングチキン」と、ネギがたっぷりとかけられた「オリエンタルネギチキン」です。どちらも他の店では珍しい味であり、定番のチキンに飽きたら挑戦してみましょう。

キョチョンチキンが日本進出を果たすも…

Flowers Field Petals - Free photo on Pixabay (762419)

キョチョンチキンは日本人にも好まれる味で、SNSなどで口コミが広まったことから日本進出を果たしました。その後、どうなったのでしょうか。

キョチョンチキンが六本木に出店

Tokyo Japan High Rise Building - Free photo on Pixabay (762420)

2015年に日本1号店となるキョチョンチキンが六本木にオープンしました。韓国チキンの美味しさは日本人の間でも噂になっており、醤油ベースの味は日本のから揚げに近いため、日本人受けもよかったようです。

また、チキンとビールの組み合わせも、居酒屋で唐揚げとビールを頼む日本人にとっては受け入れやすいものでした。最初は店に行列ができるくらい繁盛していました。しかし次第に客足が減り、翌年には閉店となってしまったのです。

韓国のチキンが日本人ウケしなかった理由

Girl Sitting Jetty - Free photo on Pixabay (762421)

キョチョンチキンが日本に浸透しなかったのは、チキンの味が日本人に合わなかったからではありません。韓国を訪れる日本人のほとんどがチキンを食べており、キョチョンチキンも大人気の店です。

日本でキョチョンチキンが成功しなかったのは、高めの価格設定です。日本ではコンビニで数百円でフライドチキンが買えるのに対し、六本木のキョチョンチキンは6本で2,000円と強気の値段設定でした。そこまで高いお金を払ってチキンを食べないというのが日本人の感覚だったのです。

韓国の定番おつまみ

Lake Macquarie Sunset Water - Free photo on Pixabay (762422)

韓国ではよくビールが飲まれており、チキン以外にも韓国人に愛されているおつまみがあります。

ここではその一部を紹介します。

トッポッキ

Toppokki Food Korean Spicy - Free photo on Pixabay (762423)

トッポッキとは、朝鮮半島の餅「トック」を砂糖やコチュジャンで煮た料理です。元々は宮廷料理に炒め物として出されていましたが、1953年に庶民でも作れるようにアレンジされました。

屋台でも定番の食べ物となっており、子供用に甘く味付けされたものも売っています。ビールとの相性も良く、わざと辛さを増してビールで流し込むのが美味しいようです。

インスタントタイプも販売されているので、お土産にも喜ばれるでしょう。

スンデ

Gopchang At Seven Sole Spicy - Free photo on Pixabay (762424)

スンデとは韓国式のソーセージのことで、ビールには欠かせないおつまみとなっています。ソーセージですが、日本人がよく食べているものとは少し異なります。スンデは、豚の腸の中に、豚の血液、もち米や野菜、春雨のようなものが詰められており、具だくさんです。

栄養満点なので、アルコールでお腹いっぱいになってしまってもバランスよく栄養補給ができます。見た目は少し黒っぽいので挑戦しにくいですが、ビールとの相性が抜群なのでぜひ頼んでみてください。

ナクチポックン

Kimchi Baechu Korean Food - Free photo on Pixabay (762426)

ナクチポックンは、タコを辛く炒めたものです。日本でもタコは食べられていますが、このように料理されることは少ないので韓国ならではのおつまみと言えます。ナクチポックンはソウルと釜山でかなり味付けや料理が異なります。

ソウルのものは、スープがなく、韓国人でもギブアップするほど辛く味付けされているものもあります。一方で釜山では鍋料理の一種であり、具材はほぼ同じでもスープがある点が異なります。締めにうどんやご飯を入れても美味しいです。

韓国のチキン屋は現在減少傾向にある

Chicken And Waffles Fried - Free photo on Pixabay (762428)

チキン屋を開店するのは簡単でも、それを何年も維持するのは非常に難しいです。そのため、数としては減少傾向にありますが、今でも続いているお店はそれだけ人気で美味しいという証拠です。

韓国を訪れたら、ぜひ「チメク」を楽しんでみてください。

関連する記事