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韓国の食事マナーは日本と違う?旅行前に知りたいマナーまとめ!

韓国の食事マナーは日本と違う?旅行前に知りたいマナーまとめ!

2020.08.30

Trima韓国編集部

韓国と日本では、食事のマナーが大きく異なり、旅行の際に戸惑うこともあります。くちゃくちゃと音を立てることも韓国では当たり前です。それ以外にも、食事中の左手の位置や年上へのマナーなど多くの決まりがあります。今回は韓国の食事マナーを紹介します。

目次

  1. 韓国旅行に行く際に知っておきたい食事マナー
  2. 韓国の食事マナーは日本と大きな違いがある
  3. 韓国の食事マナーを学ぼう
  4. 食器を持って食べない
  5. 左手は膝の上に置く
  6. 箸やスプーンは右側に縦に置く
  7. 完食をしてはいけない
  8. 年長者(年上)から食べる
  9. 年長者(年上)より先に食べ終わってはいけない
  10. 韓国でのお酒を飲む際のマナー
  11. 女性はお酒を注がない
  12. 横を向いて口元を左手で隠して飲む
  13. お酒を注ぐ際、左手を右腕に添える
  14. 日本ではNG行為!だけど韓国ではOKなマナー
  15. 立て膝で食事
  16. 直箸が基本
  17. 渡し箸
  18. くちゃくちゃと音を立てる
  19. 食事以外にも押さえておくべき韓国マナー
  20. エスカレーターは2列に並ぶ
  21. 握手は両手で行う
  22. 海外旅行の際には現地のマナーを勉強しよう

韓国旅行に行く際に知っておきたい食事マナー

Food Snacks Cooking - Free photo on Pixabay (763454)

日本での食事マナーが海外の人から驚かれるように、私達が普段当たり前だと思っている食事マナーが、韓国に行くと失礼にあたったり、マナー違反にはならなかったりすることも少なくありません。

韓国旅行の前に食事マナーを知っておくことで、レストランなどでマナーがなっていない人として見られる心配がなくなります。

韓国の食事マナーは日本と大きな違いがある

Kimchi Baechu Korean Food - Free photo on Pixabay (763455)

韓国と日本の食事マナーには大きな違いが見られます。韓国から来た観光客がたまにクチャクチャ音を立てながら食事している姿を見ることもあるでしょう。

静かに食べることがマナーの日本人にとって、その姿は不快に感じるかもしれません。しかし、それは韓国人にとってマナー違反ではないため、音を立てても問題ないのです。これは日本人が韓国に行った際にも起こりうることです。

韓国の食事マナーを学ぼう

Lunch Box Dishes Korean Side - Free photo on Pixabay (763456)

食事は生活の大部分を占めるものであり、食事マナーはその国の文化や歴史が大きく関わっているものです。その国の文化を知る際に、食事マナーを学ぶことも大切です。

では早速、韓国の食事マナーを見ていきましょう。

食器を持って食べない

Usd Rice Food China - Free photo on Pixabay (763460)

韓国では、食器を持って食べることはしません。特に熱いものの場合、金属製の食器が使われていることがほとんどなので、熱くて持ち上げられないようになっています。最初は熱くなくても、徐々に金属の食器が温まって手を火傷してしまう可能性もあります。

日本人にとっては机にお茶碗を置いたまま食べるのは「犬食い」と呼ばれ、持って食べるものであると教育されているので、つい持ち上げようとしてしまいます。食器は机に置いたままで食べましょう。

左手は膝の上に置く

Breakfast Food Eating - Free photo on Pixabay (763461)

食事の際、日本では左手は食器やお茶碗を持って食べることに使います。しかし韓国では食器を持って食べることはマナー違反になるので、左手を使うことはほとんどありません。

そのため、食事中は軽く膝の上に置いておくといいでしょう。人によってはテーブルの上に左手を置いている人もいて、これもマナー違反にはなりません。

また、食事中のおしゃべりは好ましくないので、静かに味わいながら食べることを意識しましょう。

箸やスプーンは右側に縦に置く

Herbs Ogokbap Full Moon - Free photo on Pixabay (763457)

日本でお箸が置かれるのは横向きです。縦向きにすると、お箸の先を向けることになるので失礼にあたるためです。それに対して韓国では、箸やスプーンは右側に縦に置かれます。

また、右側にスプーン、左側に箸と並べ方にも決まりがあります。反対に置くと悲しみごとを意味します。韓国の食事ではスプーンと箸の両方を使うため、この置き方が定着しました。

また、右側に好きなものを置いて、すぐに取れるよう箸から近い所に配置するのも特徴的です。

完食をしてはいけない

Restaurant Wine Glasses - Free photo on Pixabay (763462)

韓国では、完食をすると足りない、もっと食べたいという意味になってしまいます。もちろん、レストランなどで自分が注文したものを完食することは普通ですが、韓国人に家に招待されたような場合には完食しないように気を付けましょう。

お腹がいっぱいでも残してはいけないと頑張って完食すると、まだ足りないと思われて増やされてしまい、いつまでも食事が終わりません。少し残すことで、お腹がいっぱい、美味しかったという意味になります。

年長者(年上)から食べる

Breakfast Delicious Drink - Free photo on Pixabay (763463)

韓国では今でも年長者が尊重される文化です。知らない人でも年配の人は尊敬されており、電車などでも席を譲ることは常識です。そのため、食事は年長者からというルールが当たり前に認識されており、グループで食事をする際に年下から食べ始めることはできません。

必ず年長者が食べ始めたのを確認してから、食べ始めましょう。先に食べ始めてしまうと、嫌な顔をされることも多く、自分の方が偉いと思っていると勘違いされかねません。

年長者(年上)より先に食べ終わってはいけない

Appetizer Delicious Dish Fast - Free photo on Pixabay (763464)

人によって食べるスピードは異なり、食べる量や順番も人それぞれです。しかし、韓国では年長者が食事を終えたら他の者も食事を終えなければいけない、年下が年長者よりも早く食べ終わってはいけないというルールがあります。

年下が早く食べ終えると、年長者にプレッシャーを与えてしまい、ゆっくりと食事が楽しめないというのが理由のようです。食事のスピードも年長者に合わせなければいけないのは、少し面倒だと感じる日本人もいるでしょう。

韓国でのお酒を飲む際のマナー

Cocktail Bar Sul - Free photo on Pixabay (763465)

韓国ではお互いにお酌し、飲み合うということで仲間とみなすこともあります。お酒の消費量では焼酎が最も多く、水割りではなくストレートやオンザロックで飲むスタイルが一般的です。

お酒の席でもマナーがあります。韓国でお酒を飲む際にはマナーに気を付けましょう。

女性はお酒を注がない

Suzhou Snacks Sul Pot - Free photo on Pixabay (763466)

日本では、飲み会などで女性がお酒を注いでまわることも少なくありません。男性の中には、お酌をするのは女性の役目と感じている人もいるでしょう。

しかし、今でも韓国には儒教の教えが色濃く残っており、女性が家族や親戚を除いて、男性にお酒を注ぐことは好まれません。

最近では若者の間で認識が徐々に変わりつつあり、飲み会などの席ではお互いに注ぎあうこともあるようです。親が厳しい家庭では、男性にお酒を注ぐべきでないと教育されている女性もいます。

横を向いて口元を左手で隠して飲む

Girl Woman Smile - Free photo on Pixabay (763467)

お酒の席でも年長者を敬う姿勢が貫かれています。例えば、目上の人に対して、正面でお酒を飲むことは失礼とされています。必ず横を向いて、口元を手で隠しながら飲みましょう。隣にも年長者がいる場合には、その人に対して正面とならないように角度をつけましょう。

また、注がれても年長者がグラスに口をつけるまでは待っておくことが常識です。韓国ではお酒は皆で楽しむものなので、手酌でマイペースに飲むのもご法度とされています。

お酒を注ぐ際、左手を右腕に添える

Tea Party Black And White - Free photo on Pixabay (763468)

お酒を注ぐ際には、左手を右腕に添えましょう。添える位置は、右腕の肘と手首の中間あたりです。人によっては胸に手を当てる人もいます。注ぐ際も年長者から注ぎ、友達同士であれば片手で注ぐことも普通になってきています。

また、年長者から注いでもらう時にも、必ずグラスは両手で持ち、片手で受け取らないようにしましょう。これは日本のお酒の席でもマナーとなっているため、自然とできる人も多いのではないでしょうか。

日本ではNG行為!だけど韓国ではOKなマナー

Salmon Sushi Dining Room - Free photo on Pixabay (763469)

日本ではマナー違反とされる行為でも、韓国では特に気にしていない、むしろ好まれているマナーもあります。

ここではそのうちのいくつかを紹介します。

立て膝で食事

Traditional Clothing Baby - Free photo on Pixabay (763472)

日本では、立て膝で食事をすると親から怒られます。また、外食の場合も周りからマナーが悪いとして見られることも多いです。これは、日本人は昔和服を着ていて、立て膝の姿勢になると服が乱れてしまうからです。

反対に韓国では、韓服を綺麗に見せる姿勢として立て膝が浸透したことから、洋服文化となった今でも立て膝は行儀のよい座り方として認識されています。女性でもあぐらをかいて食事する人は少なくなく、これもマナー違反ではありません。

直箸が基本

Thai Food Noodle Fried Noodles - Free photo on Pixabay (763473)

韓国では直箸が当たり前です。取り皿がなく、大皿からおかずを取るときも、既に口を付けた箸を使うことに抵抗がありません。鍋でも直箸、スープも直接スプーンですくって飲みます。

それは家族間だけではなく、友人同士や上司との食事でも同じです。直箸で料理を共有することにより、一体感を感じられ、仲が深まると考えられているようです。

一方で日本では直箸はマナー違反となっています。口を付けていない箸で、自分の取り皿におかずをとることが一般的です。

渡し箸

Chopsticks Bowl Bamboo - Free photo on Pixabay (763474)

渡し箸も韓国ではごく一般的にされています。箸置きがなく、テーブルに直接箸を置くのに抵抗があるため、スプーンを使っている間は渡し箸をするという人も多いです。渡し箸とは、皿の上に橋を渡すように箸を置くものです。

日本では渡し箸がマナー違反だと知らない人も増えていますが、料亭など格式の高い所では好ましくありません。渡し箸をすれば、もういらないという意味になってしまいます。また、地域によっては渡し箸が三途の川を連想させるもののようです。

くちゃくちゃと音を立てる

Restaurant Flirting Couple - Free photo on Pixabay (763475)

韓国で多くの人がしている、食事の際にくちゃくちゃと音を立てること。日本ではこれをする人を「クチャラー」と呼び、嫌われる存在です。食べる時は口を閉じて食べ、咀嚼の音をさせない、食べている途中に食べ物が口から見えないようにするのがマナーです。

しかし、韓国でくちゃくちゃと音を立てることは、美味しい、味わって食べているということを意味します。そのため、韓国人にとってその音は不快ではなく、味わっていると認識されるのです。

食事以外にも押さえておくべき韓国マナー

Korea Traditional Tree - Free photo on Pixabay (763476)

韓国には食事以外にも知っておくべきマナーがあります。これを知っていれば、失礼だと思われる心配もないので、ぜひ覚えておきましょう。

エスカレーターは2列に並ぶ

London Underground Train Station - Free photo on Pixabay (763477)

日本では地域によってどちらに並ぶかは異なりますが、片側は歩いてエスカレーターを登りたい人のために空けておくことが普通です。エスカレーターは止まって乗ることを想定しているので正しい乗り方とは言えませんが、急いでいる人もいるのでこの方法が定着しました。

それに対して韓国では、政府が2列に並んで安全に乗るよう制定しました。エスカレーターを歩いたり走ったりすれば、決まりを守らなかったとして罰金を取るような措置もあるようです。

握手は両手で行う

Hi Shaking Hands Friendship - Free photo on Pixabay (763479)

韓国では握手にも作法があり、片手で握手することは好まれません。特に年長者に対しては、握手をしていない方の手を添えたり胸に当てたりして、ソフトに握りましょう。

特にビジネスシーンでは握手をする機会も多いので、韓国人と仕事を一緒にする人は握手のマナーも身に着けておくといいでしょう。友達同士で握手する場合にはフランクで構わないので、片手でも行われます。

しかし握手よりもお辞儀の方が礼儀正しいため、握手は目上の人が手を差し出したらにしましょう。

海外旅行の際には現地のマナーを勉強しよう

Old Retro Antique - Free photo on Pixabay (763483)

今回は韓国の食事マナーについて徹底解説しました。若者の間ではルールが緩くなってきているものもありますが、年長者と食事をする際にはより一層マナーに気を付けましょう。

韓国に旅行する前にこれらのマナーを覚えておくと、役に立つでしょう。

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