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韓国のうどん「カルグクス」とは?麺やスープの特徴や人気店を紹介!

韓国のうどん「カルグクス」とは?麺やスープの特徴や人気店を紹介!

2020.08.30

Trima韓国編集部

韓国のうどん「カルグクス」は、韓国を代表する麺料理の一つです。海鮮系をはじめ、さまざまな種類のスープがあり、日本のうどんは韓国が起源となっているという説もあります。そこで今回は、カルグクスの特徴や種類を紹介するとともに、起源についても解説しています。

目次

  1. 韓国のうどんの知られざる魅力
  2. 韓国のうどん「カルグクス」の特徴
  3. 韓国を代表する麺料理「カルグクス」
  4. 韓国のうどんの麺の特徴
  5. 韓国のうどんのスープの特徴
  6. 韓国のうどんの種類
  7. ミョルチカルグクス
  8. オルクンカルグクス
  9. メセンイカルグクス
  10. パッカルグクス
  11. 韓国ソウルのカルグクス人気店
  12. 明洞餃子(ミョンドンギョザ)
  13. 巨済食堂(コジェシッタン)
  14. サランバンカルグクス
  15. 韓国には日本のうどん屋さんも多い
  16. 丸亀製麵
  17. ウエスト
  18. 日本のうどんの起源は韓国?!
  19. 韓国のうどんと日本のうどんを食べ比べ!

韓国のうどんの知られざる魅力

Nightlife Republic Of Korea Jongno - Free photo on Pixabay (763957)

韓国の麺料理といえば、「カルグクス」が有名です。韓国のうどんともいえるメニューであり、日本と同じように専門店も多いですし、軽食屋やフードコートなど、いろいろなお店で食べることができます。

では、日本のうどんとどのような違いがあるのでしょうか。カルグクスと日本のうどんの違いはいくつかあります。スープの違いだったり、麺の違いだったり、食感の違いだったり、日本のうどんとはまた違った魅力がカルグクスにはあります。

そこで今回は、韓国のうどんの知られざる魅力に迫ります。麺の特徴やスープの特徴をはじめ、カルグクスの種類や具材などを解説していきます。韓国ソウルのカルグクス人気店や韓国にある日本のうどん屋さんも合わせてご紹介します。

韓国のうどん「カルグクス」の特徴

Noodles Haemul-Kalguksu Hand - Free photo on Pixabay (762961)

まずはカルグクスの特徴について詳しく解説していきます。一言にうどんといっても、実際に食べたことのない人にとっては、どのような料理なのか想像しづらいのではないでしょうか。そこで、カルグクスの麺やスープの特徴をまとめてみました。

韓国を代表する麺料理「カルグクス」

Noodles Clam Kalguksu - Free photo on Pixabay (762960)

韓国を代表する麺料理「カルグクス」は、温かいスープの中に主に小麦粉を使用して作られた麺が入っている料理です。麵をあらかじめ別の鍋で茹でずに、スープの中に入れて一緒に茹でるので、とろみが出るのがカルグクスの特徴です。

日本の鍋焼きうどんのようなものといえば分かりやすいでしょうか。韓国語で「カル」は包丁、「ククス」は麺という意味の単語になります。つまり、「カルグクス」とは「包丁で切った麺」という意味になり、その名の通り、カルグクスの麺は包丁で細かく切って完成します。

韓国のうどんの麺の特徴

Bread Baking Food - Free photo on Pixabay (762965)

カルグクスの麺は小麦粉に少量の大豆粉、生卵、食用油を混ぜて作られています。お店や家庭により異なりますが、生地を練った後に6時間以上ねかせておきます。そして、ねかせておいた生地を平たく伸ばし、包丁で切ります。

韓国では冷麵などの麺は穴の開いた筒状の容器に生地を入れて押し出して作られているので、包丁で切って作られるということが、その名前の由来どおり、カルグクス(包丁で切った麺)の麺の特徴ともいえます。

韓国のうどんのスープの特徴

Food Soup Vegetable - Free photo on Pixabay (762958)

カルグクスはスープや具材のバリエーションがとても豊富で、海鮮ダシをはじめ、肉をベースにしたもの、韓国料理で定番のキムチで味付けしたものなど、いろいろな種類のスープがあります。

海鮮ダシだけでも、イリコを使用したもの、アサリダシのもの、アサリの他に牡蠣ヤエビなど海の幸をふんだんに使用したものなど、たくさんのスープがあります。肉スープ系は何時間も煮込まれた牛骨スープや鶏の骨や肉を煮込んだスープなどがあります。

韓国のうどんの種類

Noodles Spicy Alkaline - Free photo on Pixabay (762956)

ここからは韓国のうどん「カルグクス」の種類をご紹介していきます。イワシや貝類、牛肉や鶏肉などでダシを取ったカルグクスが一般的ですが、中には、青のりを使用したものやおしるこのようなものもあり、日本のうどんとは全く違う味わいを楽しむことができます。

ミョルチカルグクス

Fish Catch Box - Free photo on Pixabay (762968)

さまざまなスープのバリエーションがあるカルグクスですが、その中でも定番なのがミョルチカルグクスです。韓国語でミョルチはイリコや煮干という意味になります。ミョルチカルグクスはイリコダシのスープに麺が入っており、具材は海苔や刻みネギ、油揚げなど、いたってシンプルなものが多くなっています。

簡単に作ることができるので、市場や家庭などで作られることの多いカルグクスになっています。日本でもうどんに七味をかけるように、韓国でもタテギというピリッとした辛味のある薬味入り調味料を加えて食べることがあるようです。

オルクンカルグクス

Clams Tomatoes Olive Oil - Free photo on Pixabay (762969)

オルクンカルグクスは辛いものが好きな人におすすめのカルグクスになっています。オルクンはオルクナダという辛いという意味の単語から来ており、文字通り、辛いカルグクスで、見た目も真っ赤です。

見た目は辛そうだけど、実際にはそれほど辛くないという料理がたくさんありますが、この料理は本当に辛いので、辛いものが苦手な人は避けた方がいいメニューになっています。ダシはイリコやアサリなどの海鮮ダシが多くなっています。

メセンイカルグクス

Seaweed Flakes Nori - Free photo on Pixabay (762971)

メセンイカルグクスはビタミンやミネラルが豊富に含まれるメセンイ(カプサアオノリ)という海藻がスープにたくさん入っているカルグクスです。メセンイは韓国の全羅南道という地域の海岸で、冬だけに採れる海藻で、健康や美容にいい食べ物として人気があります。

メセンイはとても細く、麺によく絡まるので、食べると磯の香りが口の中に広がります。スープは海鮮ダシが一般的で、具材にはアサリや牡蠣を使用していることが多いようです。美容大国ならではのとてもヘルシーなカルグクスになっています。

パッカルグクス

Red Beans Hands Corn - Free photo on Pixabay (762972)

パッカルグクスは小豆スープの中に麺が入っているカルグクスです。日本のおしるこには白玉が入っていますが、白玉の代わりにカルグクスの麺が入っていると言えば、分かりやすいでしょうか。韓国では冬至に食べる習慣があるようです。

小豆には鉄分やビタミンB1が多く含まれているので、疲労回復効果やむくみ解消効果が期待できます。前述のメセンイカルグクスと同様に、健康に気を使う韓国ならではのカルグクスといえるでしょう。味付けがされていない状態で出てくるので、自分で塩や砂糖を入れて味を調整しながら食すのが一般的となっています。

韓国ソウルのカルグクス人気店

Nightlife Republic Of Korea Jongno - Free photo on Pixabay (762973)

ここからは韓国ソウルで人気のカルグクス店をご紹介していきます。ソウルにはカルグクス専門店がたくさんあります。繁華街の明洞(ミョンドン)をはじめ、カルグクス通りと呼ばれる路地のある南大門市場(ナンデムンシジャン)は観光客にも人気があります。

韓国に旅行された際には、ぜひ立ち寄ってみてください。ちなみに、注文する時には「カルグクス」ではなく、「カルグッス」と発音した方が伝わりやすいようです。

明洞餃子(ミョンドンギョザ)

Myeongdong Seoul Korea - Free photo on Pixabay (763913)

明洞餃子は明洞で長年愛され続けてきたカルグクスの人気店です。日本のガイドブックでもおなじみの有名店なので、知っている方もいるのではないでしょうか。1966年に創業した老舗店なので、韓国でも大人気のお店になっています。

この店のカルグクスは鶏肉をベースに長時間煮込んだとろみのあるスープと自家製の麺が特徴で、スープと麺の絡みが絶妙になっています。4号線明洞駅8番出口から徒歩3分の場所に店舗があります。

巨済食堂(コジェシッタン)

Namdaemun Market Myeongdong - Free photo on Pixabay (763909)

美容家のIKKOさんがテレビ番組でよく訪問したことで日本でも知名度が上がった「カルグクス横丁」にある有名店の巨済食堂も人気があります。カルグクス横丁はソウル駅周辺の南大門市場にある路地で、市場ならではの独特な雰囲気を楽しむことができます。

このお店では、カルグクスはもちろんのこと、麦ごはんや韓国冷麵などを組み合わせて味わうこともできます。南大門市場の人気店である巨済食堂は、4号線会賢駅5番出口から徒歩1分のところにあります。

サランバンカルグクス

Myeongdong Seoul Korea - Free photo on Pixabay (762980)

サランバンカルグクスは忠武路(チュンムロ)にあるカルグクス専門店です。1968年に創業した老舗店で、カタクチイワシを丸一日煮込んで取ったダシのスープが人気のあるお店です。麺はつるっと喉ごしが良く、イワシのダシが染みわたっています。

この店のカルグクスは昔ながらの鍋に入って出てくるので、韓国の風情を味わうこともできます。韓国ドラマが好きな人は「ドラマによく出てくる鍋だ!」と気づくはずです。3号線乙支路3街駅9番出口から徒歩4分のところに店舗があります。

韓国には日本のうどん屋さんも多い

Illuminated Advertising Street - Free photo on Pixabay (762977)

韓国ではカルグクスが有名ですが、韓国には日本のうどん屋さんも多いということをご存知でしょうか?さまざまなバリエーションがあるカルグクスはとても魅力的ですが、日本のうどんも負けてはいません。では、韓国にはどのような日本のうどん屋さんがあるのでしょうか。まとめてみましたので、見ていきましょう。

丸亀製麵

Japanese Food Japan Udon - Free photo on Pixabay (762986)

釜揚げうどんで有名な丸亀製麵は、株式会社トリドールが運営するうどん専門店です。日本では街道沿いやショッピングモールのフードコートなどでよく見かけるのではないでしょうか。店舗数は国内外で1000店舗にも及びます。

そんな丸亀製麵が2012年12月に韓国ソウルに進出し、明洞に出店しています。「讃岐釜揚げうどん丸亀製麵」と書かれた大きな看板が掲げられているので一目で分かるでしょう。ちなみに、店名が丸亀製麵なので誤解されることが多いですが、うどんで有名な香川県の丸亀市発祥のお店ではありません。

ウエスト

Udon Noodles Diet Kansai - Free photo on Pixabay (762987)

福岡を中心に展開するうどんチェーン「ウエスト」は、博多うどんが有名なうどん店です。かつてはうどんの他にカレーや焼き肉、和食や中華料理、ラーメンなどの専門店を複合的に集めた「ウエスト味の街」を展開していましたが、現在ではうどん店と焼き肉店がメインになっています。

そんなウエストも明洞に出店しています。メトロホテルの地下一階に店舗があり、昼はうどんや丼物を食べることができます。夜になると居酒屋メニューが加わり、揚げ出し豆腐やおでんなども食べることができます。

日本のうどんの起源は韓国?!

Udon Noodles Japanese Dining - Free photo on Pixabay (762959)

日本に来た韓国人にククスの作り方を教えてもらったのが、うどんの始まりであるという韓国起源説があります。しかし、日本のうどんの起源にはさまざまな諸説があり、奈良時代に遣唐使によって渡来した小麦粉の団子菓子が起源となっているという説もあります。

他にもいろいろな説があり、その中でもっとも信憑性の高いものが空海説です。この説によると、平安時代に空海が唐からうどんを四国に伝え、そこで讃岐うどんが誕生したのだとされています。

韓国のうどんと日本のうどんを食べ比べ!

Namdaemun Market Seoul Korea - Free photo on Pixabay (762976)

カルグクスは柔らかくとろみのある麺の食感と豊富な種類のスープが特徴の韓国式手打ちうどんです。日本のうどんとはまた違った麺料理なので、ぜひ一度、食べ比べてみてください。これからますます寒くなるので、海鮮ダシの効いた温かいスープに、柔らかくもっちりとした麺が入ったカルグクスを食べて、ホッと温まってみてはいかかでしょうか。

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