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知恩院の見どころや七不思議を徹底解説!拝観料やアクセスは?

知恩院の見どころや七不思議を徹底解説!拝観料やアクセスは?

2020.09.29

Trimaパワスポ編集部

京都にある「知恩院」は大きな三門が有名であり、浄土宗の総本山としても知られています。また、知恩院には七不思議が存在しているため、実際に訪れてその不思議さを確かめる人も後を絶ちません。今回はアクセス方法や拝観料などの基本情報も含め、知恩院を詳しく紹介します。

目次

  1. 浄土宗総本山知恩院の見どころや魅力!
  2. 知恩院はどんなところ?
  3. 知恩院の歴史
  4. 知恩院の見どころ
  5. 三門
  6. 御影堂
  7. 大鐘楼
  8. 集会堂
  9. 友禅苑
  10. 知恩院の七不思議
  11. 鴬張りの廊下
  12. 白木の棺
  13. 忘れ傘
  14. 抜け雀
  15. 三方正面真向の猫
  16. 大杓子
  17. 瓜生石
  18. 秋に楽しめるライトアップ
  19. 知恩院の口コミ
  20. 不思議と優しくなれる
  21. 悩まなくなりました
  22. 縁結びのご利益がありました
  23. 知恩院の基本情報
  24. 基本情報とアクセス
  25. 拝観料・拝観時間
  26. 日本最大の三門は一見の価値あり!

浄土宗総本山知恩院の見どころや魅力!

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浄土宗の総本山として昔から多くの人に信仰されてきた「知恩院」。京都には有名な寺社仏閣がとても多いため、何度か京都に来た事はあっても、他の神社を参拝して知恩院に訪れた事がないという人もいるでしょう。

今回は知恩院の見どころや魅力が伝わるよう、細かい情報もお伝えします。特に知恩院の七不思議は、とても不思議で神のパワーを感じられるので必見です!

知恩院はどんなところ?

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知恩院という名前を聞いたことがあっても、どのようなところか詳しくは知らないという人も多いのではないでしょうか。知恩院にただ訪れるのではなく、その歴史を知っておくことでより楽しめることが多いです。

ここでは知恩院がどのような経緯で建てられ、浄土宗の総本山となったのかを解説します。

知恩院の歴史

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知恩院は、浄土宗の宗祖である法然が草庵を営んだことから始まりました。法然は1133年に生まれ、15歳で出家して比叡山で修行します。そこで専修念仏について興味を持ち、1175年に浄土宗を開くことを決めました。

浄土宗では「南無阿弥陀仏」と一心に唱えると誰でも極楽浄土に行けるとされており、旧仏教側からは批判が相次ぎ、四国に流罪にもなりました。

1234年には弟子であった勢観房源智が草庵の地に仏殿や御影堂などを建てて、再興しました。しかし応仁の乱で焼失してしまうと、滋賀へ逃れて新知恩院を建てました。

その後、京都の地に知恩院が再興されるも再び焼失し、現在の壮大な伽藍が建設されたのは江戸時代に入ってからのことでした。

知恩院の見どころ

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知恩院を訪れて建築物のスケールの大きさに驚く人も少なくありません。広い境内の中には様々な見どころがあり、じっくり見ていたら気づくと3時間経っていたという人もいるほどです。

ここでは知恩院の境内にある外せない見どころを紹介します。

三門

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知恩院の最大のみどころは、日本最大級で国宝にも指定されている「三門」です。東大路通の総門をくぐり、緩やかな坂道を上った先にあります。

この三門は1621年に、徳川幕府2代将軍の徳川秀忠によって寄進されたものとされています。三門という名前がついているのは、「空門」「無相門」「無願門」という悟りの境地にたどり着くまでの門を表しているからのようです。

楼上の内部には重要文化財の像などが安置してあり、特別公開を行うこともあります。荘厳な門を見ているだけでパワーを感じられると人気です。

御影堂

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知恩院の本堂である「御影堂」は、法然の像が中に安置されていることから名前が付きました。1633年に火事で焼失してしまいましたが、その6年後には徳川家光によって再建されました。

外観は和様を基調としていますが、建物の内部は唐様の要素を取り入れているようです。これは宗祖である法然が専修念仏に興味を持ったきっかけが唐時代に書かれた「観経疏」とされているためです。三門とともに国宝に指定されています。

御影堂が建てられて以来、380年ぶりに屋根の総入れ替えなどの大修理が行われました。令和2年4月13日に落慶を迎える予定です。

大鐘楼

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大晦日の除夜の鐘で知られる「大鐘楼」も見どころのひとつです。毎年大晦日には親綱1人、小綱16人で力を合わせて除夜の鐘を鳴らします。京都に響き渡る音は年の瀬を感じさせてくれ、清らかな気持ちで新年を迎えさせてくれるものです。

16778年に鐘楼が作られ、重さ70トンの釣鐘は1636年に鋳造されたものであり、国の重要文化財にも指定されています。宝仏殿の裏にあり、少し小高い場所にあるのですぐに見つけられるでしょう。

現在、この鐘が鳴らされるのは大晦日と毎年4月にある法然上人の御忌大会の2回です。

集会堂

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御影堂から渡り廊下でつながっている「集会堂」は、1635年に建てられました。千畳敷と言われるほど堂内は広く作られており、普段は僧侶の修行の場として用いられることが多いですが、京都博覧会の会場としても選ばれました。

御影堂が大修理を行っている間、ご本尊はこの集会堂に置かれています。御影堂で行っていた行事も全て集会堂で行われる予定です。

期間中は集会堂ではなく「法然上人御堂」と呼ばれており、普段よりも間近でご尊顔を拝むことができます。

友禅苑

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知恩院の境内には庭園もあります。「友禅苑」は、友禅染で知られる始祖の宮崎友禅が生誕300周年を迎えることを記念して、昭和29年に造園されました。

回遊式庭園となっており、湧水を引き入れた庭園と枯山水の庭園から構成されています。苑内には2つの茶室があり、緑に囲まれた癒しの空間が広がっています。

友禅苑を拝観するには別料金がかかりますが、知恩院を訪れたら必ず見ておきたいスポットです。桜や紅葉の名所としても知られており、春と秋は特におすすめの季節です。

知恩院の七不思議

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知恩院には七不思議が古くから伝わっています。中には修理中で現在は公開されていないものもありますが、七不思議を巡りながら境内を散策するのもおもしろいでしょう。

それでは早速、順番に知恩院の七不思議を見ていきましょう。

鴬張りの廊下

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御影堂から続く廊下は550mの長さがあり、集会堂・大方丈・小方丈へと繋がっています。この廊下は静かに歩こうとすればするほど大きな音が鳴るように作られており、侵入者が来た事を知らせる警報の役割がありました。

昔は今のような警報システムがなく、警備にも限界があったためこのような工夫がされていました。歩いてみると鶯の鳴き声に似た音が聞こえてきます。また、鶯はホーケキョと鳴くことから「法聞けよ」と聞こえるとも言われています。

ぜひ、実際に歩いてみて鶯の鳴き声を自分の耳で聞いてみたいですよね。

白木の棺

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三門の楼上には2つの棺が安置されています。この中には五味金右衛門とその妻の木像が納められています。五味金右衛門は将軍家から命じられて三門の造営を担った人物であり、大工の棟梁をしていました。

しかし三門を造り終えると予算を大幅に超過していることが明らかになり、責任を取るために自刃したと言われています。棺を今でも置いておくことで夫婦の菩提を弔っています。

特に気にせず門をくぐる人も多いですが、この話を知っていれば、三門をくぐる際も感慨深くなるでしょう。

忘れ傘

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御影堂の軒裏には骨だけとなった傘が置かれています。ここに傘が置かれているのは2つの説があり、1つは大工であった左甚五郎が魔除けのためにわざと置いていったとするものです。

もうひとつは、御影堂が建てられる際にこの辺りに住んでいた白狐が霊巌上人に新しい住処をお願いし、そのお礼に傘を置いていったとする説です。

どちらが正しいかは分かっていませんが、今まで何度か火事が原因で焼失してしまった知恩院では、傘は雨を連想させるため縁起がいいとして今も置かれたままになっています。

抜け雀

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大方丈の菊の間には狩野信政が描いたもので、紅白の菊の花の上には数羽の雀が描かれていました。しかし、あまりの上手さに雀は生命を受けて飛び立ってしまったと言われています。

今でも大方丈の襖絵は見ることができますが、残念ながら雀の姿は見ることができません。狩野信政の絵の精巧さを表した伝説でもあります。

雀が居なくても襖絵が美しいことには変わりないので、ぜひじっくりと細部まで観察してみてください。そして雀がいた時代の襖絵を想像してみるのもおもしろいです。

三方正面真向の猫

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境内には他にも狩野信政が描いた絵が残されています。方丈の廊下の杉戸には、猫の絵が描かれています。絵が上手いのはもちろんなのですが、どの方向から見ても猫が正面を向いているように見えることから七不思議とされています。

その猫の下には子猫が描かれており、親子愛を感じられる作品でもあります。この慈悲の心は仏教に通じるところがあり、訪れた人を温かく見守ってくれていることを表しているようです。

見ただけで心が優しくなること間違いなしのおすすめの絵です。

大杓子

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大方丈の入り口で天井を見上げると、大きな杓子が梁の部分に置かれているのを見ることができます。これが知恩院の七不思議のひとつ、「大杓子」です。

杓子の長さはおよそ2.5mで、重さは30kgにもなります。これほど大きく重ければ、男性1人で持ち上げるのも精一杯という感じでしょう。

この大杓子は、三好清海入道が大坂夏の陣でこれを武器に暴れまわったという伝説や、兵士にご飯をあげるために用いた(すくった)という伝説が残されています。

浄土宗では全ての人を救うため、「すくう」繋がりで知恩院へと納められました。

瓜生石

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黒門への登り口には、大きな石が柵に囲まれています。これが「瓜生石」と呼ばれるもので、知恩院が建てられるずっと昔からあるもののようです。

この石にはとても不思議なパワーがあるとされ、誰も種を植えなかったのに自然と瓜が実ったという伝説や、八坂神社に祀られている牛頭天王がこの石の上に降臨したら瓜が生えたという伝説、更にこの石の下には二条城へと続く秘密の道が隠されているなどの話があります。

どれを信じるかは訪れる人次第ですが、とても歴史が深い石であり、パワーがいただけるかもしれません。

秋に楽しめるライトアップ

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知恩院では、毎年11月に夜の特別拝観が行われます。2019年は11月1日から1ヶ月に渡って行われ、期間中は三門下周辺・友禅苑・女坂・国宝御影堂・宝佛殿・方丈庭園の9カ所のライトアップが行われました。

特に方丈庭園は9年ぶりのライトアップとあって多くの人が訪れました。赤や黄色に染まった木々と知恩院がライトアップされる姿はとても美しく、普段見る景色とは異なります。

お坊さんの話や木魚念仏体験ができるイベントも期間中は開催されているので、とてもおすすめです。

知恩院の口コミ

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知恩院は見どころがたくさんあったり、七不思議とされている伝説が多いことから訪れるだけでも十分楽しめる場所です。庭園もあって癒されるので、京都散策のひと休みとして訪れるのもいいでしょう。

ここでは、知恩院を訪れた人の口コミを紹介します。

不思議と優しくなれる

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これまで何度も知恩院を訪れています。以前は更年期の影響もあり、すぐにイライラしてしまい、家族に八つ当たりしてしまうこともありました。しかし、知恩院を訪れると、不思議と心が落ち着き、家に帰ってからも家族に優しく接することができるようになりました。

たまたまかと思っていたのですが、困ったら心を鎮めるために知恩院に訪れることをしていると、全ての人に幸せになったほしいという慈悲の心が芽生えてきたのです。

おかげで周りにあたることはなくなり、子供や孫からも笑顔が増えたと言ってもらえることが多くなりました。自分自身もイライラして日常を過ごさなくなり、以前よりも生きやすくなったと感じています。(52歳・女性)

悩まなくなりました

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昔からネガティブな性格で様々な悩みを抱えてしまい、そのストレスで体調を崩してしまうことが何度もあったのですが、友人に勧められて知恩院を訪れました。

あまり仏教などに興味がなかったのですが、知恩院の庭園の綺麗さに心を奪われ、気づいたら長い時間滞在していました。知恩院では心を無にすることができ、ぼーっとした時間を過ごせます。

そのおかげで自分の悩みがとても小さいことのように思え、人生についてポジティブに考えられるようになりました。今では「なるようになる」の精神で楽しく過ごせています。

また、人生への不安が減ったことで悩むことも少なくなってきました。(30代・男性)

縁結びのご利益がありました

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京都にあるパワースポットは有名すぎて多くの人が訪れているので、穴場スポットで縁結びにご利益があるところを探していました。つい最近、人生で初めての彼氏ができたという友達が知恩院に行っていたことを知りました。

知恩院には行ったことがあったのですが、縁結びのご利益があるとは知らず、もう1度訪れてみました。境内の中でも「濡髪堂」がパワースポットだと教わったのでしっかりお参りしてきました。

最初の1週間は特に何もなく、「こんなものか・・・」と諦めていたのですが、その翌週にたまたま昔の同級生に遭遇し、自然とデートする関係になりました。

その人は昔好きだった人で、再会したのも本当に偶然です。これも縁結びのご利益のおかげなのかな、と思いました。(20代・女性)

知恩院の基本情報

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それでは最後に知恩院の基本情報を紹介します。知恩院までは京都市内からバスや電車で訪れることができ、初めてでも迷わずに行ける人がほとんどです。

アクセス方法と拝観料や拝観時間について紹介するので、ぜひ知恩院を訪れる前の参考にしてみてください。

基本情報とアクセス

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京都駅から知恩院にアクセスする場合は、市バス206系統で「知恩院前」で下り、徒歩5分程で着きます。また、電車を利用する場合は地下鉄烏丸線で「烏丸御池駅」まで行き、地下鉄東西線に乗り換えましょう。「東山駅」で下車して8分歩くと知恩院があります。

阪急の京都河原町からアクセスする場合は、そのまま知恩院まで15分程歩くか、もしくは市バスに乗って「知恩院前」で下りる方法もあります。

現在、知恩院では大修理を行っているため、自家用車での来訪は控えてほしいとの事です。なるべく公共交通機関を利用するか、最寄りからタクシーを利用して訪れましょう。

拝観料・拝観時間

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知恩院は午前5時半から午後4時が拝観時間となっており、各所受付は午前9時から開始となっています。ただし、友禅苑は午前9時から午後4時、方丈庭園は午前9時から午後3時50分までと時間が異なっているので気を付けましょう。

拝観料はかかりませんが、友禅苑や方丈庭園には拝観料がかかります。友禅苑は高校生以上で300円、方丈庭園は400円となっています。どちらも見たい人は500円で共通券が購入できるので、こちらがおすすめです。

ただし共通券は午後3時20分までの販売となっているので、ゆっくり拝観したいのであれば早めの時間に訪れることをおすすめします。

日本最大の三門は一見の価値あり!

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今回は京都にある知恩院について詳しく紹介しました。知恩院には七不思議が古くから伝わっており、他の寺社仏閣にはない楽しみ方ができます。ぜひ自分の目で実際に境内を見て、七不思議を体感してみてください。

また、三門は国宝にも指定されており、ここまで大きなスケールの門が見られることは珍しいです。それだけでも足を運ぶ価値があると言えるでしょう。

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