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ミャンマーの治安は大丈夫?治安情報と注意したい犯罪の種類まとめ!

ミャンマーの治安は大丈夫?治安情報と注意したい犯罪の種類まとめ!

2020.09.23

Trima編集部

Trima編集部のアカウントです。

バガン遺跡をはじめとする数々の仏教遺跡を有するミャンマーは、日本でも人気の旅行先です。しかし、最近では治安情勢が悪化しているとの報道も。そこでこの記事では、ミャンマーの気になる最新治安情報と気をつけるべき犯罪の手口について解説しています。

目次

  1. ミャンマーの治安は?旅行するのは危険?
  2. 2019年現在のミャンマーの治安
  3. ネピドー・ヤンゴン含む国土の大半の治安はさほど悪くない
  4. 一部地域には不要不急の渡航中止や渡航中止勧告も
  5. ミャンマーで特に危険とされる地域
  6. ミャンマーで外国人旅行者が巻き込まれやすい犯罪は?
  7. スリ・置き引き
  8. タクシーやガイドによるぼったくり
  9. 強盗
  10. 性犯罪
  11. テロ
  12. ミャンマーで実際に外国人旅行者が巻き込まれた事件・事故
  13. ダラ地区観光中のぼったくり・スリ
  14. シャン州パンニャウン村での地雷爆発
  15. ミャンマーで犯罪に巻き込まれないためには
  16. 危険な地域には近づかない
  17. 夜間は1人で出歩かない
  18. 日本語が流暢な人から話しかけられたら警戒を
  19. 貴重品は見えにくい場所に肌身離さず身に着ける
  20. ミャンマーを旅行する時は安全対策をしっかりと!

ミャンマーの治安は?旅行するのは危険?

Umbrella Buddhism Monk - Free photo on Pixabay (757780)

ミャンマーは東京から10時間ほどでアクセスできる東南アジアの国です。歴史的に日本と深いつながりがある国ですが、タイや中国などの周辺諸国と比べると観光地としてはややマイナーだと言えるでしょう。

しかし、2019年に世界遺産に認定されたバガン遺跡をはじめとする多くの仏教遺跡を有するミャンマーは、観光地として密かな人気を集めており、訪れる価値が十二分にある国です。

ただ、近年ではロヒンギャの難民問題やテロなど治安情勢の悪化がよく報道されているため、ミャンマーを旅行してよいのか不安に感じる方もおられることでしょう。この記事では最新のミャンマーの治安情報について解説しているので、ぜひご覧ください。

2019年現在のミャンマーの治安

Rice Plantation Thailand - Free photo on Pixabay (757781)

日本でなされるミャンマー関連の報道は、武装組織によるテロやロヒンギャの難民問題などネガティブなものが大半であるように感じられるでしょう。ですが、実は毎年多くの日本人観光客がミャンマーを訪れています。

果たして、ミャンマーは海外旅行に慣れていない人であっても安心して訪れることのできる国なのでしょうか?ここからは、ミャンマー旅行に行くべきかどうか迷っている方のために、ミャンマーの治安情報の概略について解説していきます。

ネピドー・ヤンゴン含む国土の大半の治安はさほど悪くない

Stupas Burma In Input - Free photo on Pixabay (757782)

ミャンマーに旅行する日本人の大半が訪れるのは、ミャンマー最大の都市であるヤンゴンや首都のネピドーです。結論から言うと、ヤンゴンやネピドーを含むミャンマーの大半の地域は、旅行を控えるほど危険ではありません。

現に、女性一人でもミャンマー旅行を楽しむ人は一定数存在します。ただ、日本と比べるとミャンマーの治安は決してよくないことは事前に知っておくべきでしょう。

イギリスのエコノミスト誌が発表した世界の治安ランキングによると、ミャンマーは第142位です。日本は6位にランクインしていることからもわかるように、日本とミャンマーとでは治安にかなりの差があると言えるでしょう。

一部地域には不要不急の渡航中止や渡航中止勧告も

Soldier Uniform Army - Free photo on Pixabay (757783)

外務省の海外安全ホームページによると、ミャンマーのほとんどの地域には「十分注意」が必要な危険度「レベル1」が設定されています。危険度レベル1の地域ならば、事前にしっかりと治安情報をリサーチして自衛策を講じていれば、十分に観光を楽しめることでしょう。

しかし、ミャンマー北部には要注意です。ラカイン州マウンドー県やカチン州など、ミャンマーの一部地域には「渡航中止勧告」にあたる危険度レベル3が設定されています。

外務省も「渡航はやめてください」「不測の事態に巻き込まれないように退避」をするよう警告を出しているほどです。

ミャンマーで特に危険とされる地域

Sign Caution Warning - Free vector graphic on Pixabay (757785)

ミャンマーで特に危険な地域として挙げられるのが、南西部に位置するラカイン州近辺です。外務省からは渡航中止勧告が出ており、すでに滞在している日本人に対しては退避を推奨しています。

というのも、多数の死者や避難民を出すほどまでに、ラカイン州ではイスラム教徒と仏教徒の間で激しい衝突がたびたび発生しているからです。また、2017年には武装集団「アラカン・ロヒンギャ救世軍」によって多くの施設が襲撃されるテロ事件が起こり、多数の死傷者が出ています。

ミャンマーで外国人旅行者が巻き込まれやすい犯罪は?

Evening Sky Colorful - Free photo on Pixabay (757786)

ここまで見てきたように、武装集団による事件が頻発している地域や難民問題が生じている地域を除けば、ミャンマーの治安はそこまで悪いと言うわけではありません。十二分に自衛策を取れば、観光をすることは可能でしょう。

ミャンマー旅行をする際に必ず事前にリサーチしておきたいのが、どのような種類の犯罪に巻き込まれる可能性があるのかということです。

ここからは、ミャンマーで外国人旅行者が巻き込まれやすい犯罪について詳しく解説していきます。

スリ・置き引き

Wallet Cash Credit Card - Free photo on Pixabay (757787)

外務省の安全情報によると、近年のミャンマーの治安情勢は年々悪化しているとのことです。外国人旅行客が巻き込まれやすい犯罪としてまず挙げられるのが、スリや置き引きです。

人ごみでごった返している中心街や空港・交通機関などでは、目を離したすきにカバンやポケットから財布やスマホを抜き取られるスリ被害が報告されています。

また、道を歩いていたところバイクに乗った人物からカバンをひったくられたというケースもあるので、人ごみの中にいない時でも注意が必要でしょう。

タクシーやガイドによるぼったくり

Taxi Cab Taxicab - Free photo on Pixabay (757788)

旅行中にタクシーやガイドを利用される方も多いことでしょう。ですが、ミャンマーでは外国人を狙ったタクシーやガイドによるぼったくりも頻発しています。

タクシーの料金は基本的にはメーター制ではなく、事前に料金交渉を行うシステムになっているので、それを知らずにタクシーを利用すると法外な値段を請求されることもあり得るでしょう。

また、自衛のためか車内に武器を置いているタクシー運転手も少なくないため、ぼったくられたとしても口論になると身体に危険が及ぶ可能性があるので要注意です。

強盗

Bandit Killer Bit - Free photo on Pixabay (757790)

年々治安が悪化しているミャンマーでは、2010年から2014年のたったの4年で強盗の認知件数は1.8倍にまで増えています。人通りの少ない場所に足を運ぶと強盗に遭うリスクが高くなるので、避けましょう。

また、たとえ宿泊先のホテル内であっても無防備にならず、必ず鍵をかけることが大切です。万が一強盗に遭遇した場合には、抵抗すると攻撃される可能性もあるため、むやみに抵抗したり荷物を奪い返そうとせず、身を守ることに専念しましょう。

性犯罪

Woman Face Bullying - Free image on Pixabay (757791)

女性の方が特に気をつけるべきは、性犯罪です。夜間の一人歩きは絶対に控え、ホテルでは室内に入った瞬間に鍵をかけるようにしましょう。また、女性だけでタクシーに乗車する際にも注意が必要です。

タクシーに乗ろうとしたところ、すでに助手席や後部座席にタクシー運転手の知り合い・家族と称する人が乗車している場合がありますが、それを信じて乗車してしまうと性犯罪に巻き込まれる可能性もあります。

テロ

Criminal Police Reaction Force - Free photo on Pixabay (757792)

現在のところ、ミャンマーで日本人を狙ったテロ事件の発生は報告されていません。それでも、上述したラカイン州などでは武装集団によって事件が起こされ、多くの死傷者や避難民が出ています。

また、近年のテロは国境を超えたネットワークを形成してその活動範囲を拡大しているため、今までミャンマーでテロが起きなかったからと言って今後も起こらない可能性はどこにもありません。そのことを念頭に置いた上で、しっかりと自衛策を講じるべきでしょう。

ミャンマーで実際に外国人旅行者が巻き込まれた事件・事故

Hooded Man Mystery Scary - Free photo on Pixabay (757793)

そこまで治安が悪いというわけではないミャンマーですが、残念ながら近年外国人旅行者が巻き込まれた事件や事故が起こっています。

ミャンマー旅行を安全かつ快適なものにするためにも、ここでは念のため、外国人旅行者が被害に遭ったケースを見ておきましょう。

ダラ地区観光中のぼったくり・スリ

Camera Backpack Theft - Free photo on Pixabay (757794)

ヤンゴンはミャンマー最大の都市ですが、経済発展から取り残された地区も存在します。その最たる例がダラ地区であり、いわばスラム街のような貧困地区だと言えるでしょう。

外務省の海外安全ホームページによると、2017年にダラ地区を訪れた日本人旅行客が現地で出会った男性にガイドを頼んだところ、高額な料金を請求されぼったくられたとの被害が報告されています。

シャン州パンニャウン村での地雷爆発

Nuclear Weapons Test - Free photo on Pixabay (757795)

内戦という悲惨な歴史をもつミャンマーでは、現在でも一部地域に地雷が埋められたまま撤去されずに残っています。2019年1月には、ミャンマー北東部に位置するシャン州パンニャウン村を訪れていたドイツ人旅行客が地雷を踏み、命を落とすという悲惨な事故が起きているのです。

都市部の観光スポットならば心配はありませんが、定番の観光地を外れて農村部などを旅する場合には、十二分に注意する必要があるでしょう。

ミャンマーで犯罪に巻き込まれないためには

Globe Trotter Traveller - Free photo on Pixabay (757797)

世界でも有数の治安のよさを誇る日本に住んでいると、平和ボケしてしまいがちです。警戒心ゼロのままミャンマーに行くと、トラブルや事件に巻き込まれてしまう可能性もあるでしょう。

ここからは犯罪に巻き込まれないための方策について解説しているので、ぜひ旅行前にご参考ください。

危険な地域には近づかない

Storm Weather Thunderstorm - Free photo on Pixabay (757800)

まず大切なのが、少しでも危険だと言われている地域には絶対に近づかないということです。「君子危うきに近づかず」という言葉があるように、自分の身を守って楽しい旅行にするためには、安全と言われている観光地を中心に周るのが一番です。

くれぐれも、興味本位で危険な場所に足を踏み入れないようにしましょう。

夜間は1人で出歩かない

Alone Walking Night - Free photo on Pixabay (757799)

当然ではありますが、夜間に一人歩きをするのは危険です。特に現地では、「日本人はお金を持っている」というイメージが強いため、夜間に一人で外出してしまったがために強盗やひったくりに遭う可能性も否定できません。

また、女性の場合は性犯罪の被害に遭うリスクが高いので、日が暮れる前にホテルに戻りましょう。

日本語が流暢な人から話しかけられたら警戒を

Myanmar Temple Pagoda - Free photo on Pixabay (757802)

異国の地で日本語が話せる人に会うと嬉しく感じてしまうものですが、多くの場合、日本語を使って話しかけてくる人は何らかの目的を持っています。

流ちょうな日本語でこちらの警戒心を解き、「おすすめのお店があるから一緒に行こう」と友好的な態度で日本人旅行客を連れて行き、強盗やぼったくりをするというケースも報告されているので要注意です。

貴重品は見えにくい場所に肌身離さず身に着ける

Wallet Credit Cards Cash - Free photo on Pixabay (757803)

スリや置き引き、ひったくりの被害に遭わないためには、貴重品を見えにくい場所に身に着けておくことが必要です。間違っても、ズボンの後ろポケットに無防備に財布やスマホを入れてはいけません。

ジャケットの内ポケットや、服の下につけられる旅行用のセキュリティポーチなどに貴重品を入れておくとよいでしょう。

ミャンマーを旅行する時は安全対策をしっかりと!

Airport Transport Woman - Free photo on Pixabay (757804)

よい意味で観光地として開発されておらず、どこか懐かしくなるような原風景が広がるミャンマーは訪れる価値のある国です。とりわけ、エキゾチックな建築物や仏教遺跡などを直接見れば感動すること間違いなしだと言えるでしょう。

ただ、ミャンマーは日本より治安が悪いことを知っておかねばなりません。現に、近年では治安の悪化が報告されています。ミャンマー旅行を素敵なものにするためにも、現地の治安情報を念入りに調べ、貴重品は肌身離さず身に着けておくなどの自衛手段をとりましょう。

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