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与那国島の海底遺跡は人気のダイビングスポット!ベストシーズンは?

与那国島の海底遺跡は人気のダイビングスポット!ベストシーズンは?

2020.09.19

Trima沖縄編集部

与那国島は自然豊かな島としてダイビングスポットも多くあります。国内外から多くの観光客が集まる離島となっていますが、与那国島には「海底遺跡」があり、一度はここでダイビングをしたいという人が多いようです。今回は海底遺跡について詳しく紹介します。

目次

  1. 与那国島の海底遺跡は人気のダイビングスポット
  2. 与那国島の海底遺跡とは?
  3. 1986年に発見される
  4. 遺跡として正式に認定されているわけではない
  5. 与那国島の海底遺跡がダイビングスポットになった理由
  6. 謎のモニュメントや城壁
  7. 大物の海洋生物に出会える
  8. 与那国島のダイビングのベストシーズン
  9. 与那国島の海底遺跡の真相
  10. 自然地形説(浸食説)
  11. 自然地形加工説
  12. 遺跡説
  13. ダイビング以外で海底遺跡を見る方法
  14. ライセンス不要!体験ダイビング
  15. シュノーケル
  16. 海底遺跡観光船
  17. 与那国島海底遺跡の口コミ
  18. ダイバーなら1度は行くべき!
  19. 全てがおすすめ
  20. 与那国島の神秘の海を体験しよう!

与那国島の海底遺跡は人気のダイビングスポット

与那国島は日本最西端に位置していいる島であり、晴れている日には台湾を見ることができます。島は第三紀堆積岩でできており、自転車で3~4時間あれば1周できてしまうほどの小ささですが、起伏は激しいという特徴があります。

サトウキビや漁業、農業で生計を立てている島民が多いですが、最近では観光業も盛んになってきました。手つかずの自然が今も多く残ることを活かし、国内外から観光客が訪れています。

与那国島にある「海底遺跡」は与那国島にある観光スポットの中でも特にダイバーに人気のところです。今回は海底遺跡について詳しく紹介します。

与那国島の海底遺跡とは?

世界には大小さまざまな海底遺跡があり、本当に遺跡が海底に沈んでいるものやなぜそこにあるのかよく分かっていないものなど、歴史も異なります。

ここでは与那国島の海底遺跡について、その歴史を紹介します。果たしていつ頃発見されたものなのでしょうか。

1986年に発見される

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海底遺跡が発見されたのは1986年のことです。地元のダイバーが島の南側に大きな階段構造があるのを発見しました。この時から「遺跡ポイント」と呼ばれ始めました。

その後もこのダイバーを中心として調査は進められ、1995年に新聞で取り上げられたことで注目を集めました。今でも海底遺跡は与那国島の大きな観光資源となっており、多くの人がダイビングしています。

与那国島ではジオパークや世界遺産としての登録を目指して、今でも調査が進められています。

遺跡として正式に認定されているわけではない

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海底遺跡が発見された後、調査に名乗り出たのは琉球大学理学部の教授であった木村政昭氏でした。三次元地形探査機による音波調査やスキューバダイビングでの調査、年代測定などあらゆる方法での調査が行われました。

そして1998年には正式に遺跡として認めてもらおうと「遺跡発見届」を県に提出しました。ところが、遺跡には必ずあるはずの人が生活していた、関わっていた証拠が不十分であるとして、海底遺跡を遺跡として認定しませんでした。

観光的には「海底遺跡」という名前が知れ渡っていますが、今も自然地形なのか遺跡であるかは結論が出ていません。

与那国島の海底遺跡がダイビングスポットになった理由

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与那国島の海底遺跡の存在が多くの人に知られたのはわずか25年ほど前のことです。今では与那国島には欠かせない観光スポットとなっており、これを目当てに観光に来る人は多いため、経済を支えていると言えるでしょう。

では、どうして海底遺跡がこんなにも有名なダイビングスポットになったのでしょうか。その理由を解説します。

謎のモニュメントや城壁

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The Yonaguni Underwater Monument (与那国島海底地形, Yonaguni-jima Kaitei Chikei) is a huge freestanding rock formation approximately 15 – 115 feet underwater off the coast of the island of Yonaguni, the south-westernmost of the Ryukyu Island chain, in Japan. 与那国海底地形です。有人島として日本最西端の与那国島の海底にそびえるこの構造物は完全に自然にできたものか、人の手が加えられた自然遺産なのか、それとも人工的な建造物なのかについて論争があります。 GC5MCGR: Yonaguni Undersea Monument 与那国島海底地形(与那国島海底遺跡) #geocaching #earthcapture #geocachingadventures #nature #landscape #scubadiving #diving #earthcaching #adventure #naturephotography #landscapephotography #underthesea #scubaphoto #divingtrip #ダイビング #ジオキャッシング #与那国島 #海底遺跡

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海底遺跡の最大のポイントは謎のモニュメントや城壁が手の触れられる距離で見られることです。特に歴史には興味がない人でも、長い間海の底でじっと佇んでいるものを間近で見るのはロマンを感じるでしょう。

まだ調査段階なので、もしかすると潜っている間にこれまだ誰も発見したことのないような遺跡の跡の第一発見者となる可能性もあります。歴史に残る大発見ができる可能性を秘めているスポットです。

代表的な遺跡ポイントは「城門」「二枚岩」「メインテラス」があります。1回のダイブで全てを見ることができ、くぐり抜けられる場所もあるので細部まで観察してみましょう。

階段部分に並んで座り、記念撮影をするのがダイバーの間で定番となっています。

大物の海洋生物に出会える

与那国島でダイビングする人の目的は海底遺跡だけではありません。与那国島の海は大物の海洋生物に出会える確率が高いことでも知られており、そちらを目当てに訪れる人もいるくらいです。

100%の確率で見られるわけではありませんが、条件が揃えばかなりの確率で見られるのがウミガメやイソマグロ、ロウニンアジといった生物です。かなりの大物であるジンベエザメやナポレオンに遭遇した人も少なくありません。

また、与那国島はハンマーヘッドシャークに会える確率が日本で最も高いと言われている場所です。シーズン中は何百匹ものハンマーヘッドシャークが群れを成して回遊している姿を見られることもあります。

与那国島のダイビングのベストシーズン

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海底遺跡があるのは与那国島の南東部です。ここは海風の影響を受けやすく、夏は海が荒れてダイビングできない日も少なくありません。

ダイビングは夏に行うイメージがあるかもしれませんが、海底遺跡を見るためのダイビングは冬がベストシーズンとされています。11月~5月にかけては季節風の影響を受けにくいため、波が穏やかでゆったりと見ることができます。

また、ハンマーヘッドが見られるのは12月~4月が多いため、この時期にダイビングを行う人が多いです。

与那国島の海底遺跡の真相

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発見されてから海底遺跡に関する研究は継続的に行われています。しかし、どのようにして海底遺跡ができたのか、自然にできた地形なのか遺跡が海の中に沈んだものなのかは特定されていません。

研究者の中でも意見が分かれており、結論は出ていないのです。ここでは、3つの海底遺跡の真相の説を紹介します。

自然地形説(浸食説)

海底遺跡を自然にできた地形であると考えている人もいます。海底遺跡の岩質は侵食されやすいものであることが分かっています。そのため、マグマが冷却されるときに様々な亀裂が生まれ、そこから岩石が侵食されてできたと考えられていいます。

この現象は「方丈節理」と呼ばれており、階段状の地形が見られることもあるため、海底遺跡は人の手が加えられたものではないとしています。段差の大きさは様々であり、中には1m以上の大きなものもあります。

また、海底遺跡は10度から15度の傾斜が見られますが、人工物である場合、傾斜があるのは不自然です。この傾斜は八重山断層群に沿ってあるため、元から海底にできた地形と考えた方が論理的だとしています。

自然地形加工説

地質学者でボストン大学准教授であるロバート・ショックは「自然地形加工説」を唱えています。彼の考え方によると、この地形そのものが人工物だとは考えにくく、95%以上は自然地形のようです。

しかし、それが人々に崇拝される存在になり、人の手が少し加えられたとしています。ヨーロッパの洞窟壁画に見られるような現象であると説明しています。

紀元前8000年代、与那国島があったのは北回帰線に近い位置であったとされ、天文学的にこれに整列していた神殿だったのではないかとしています。

遺跡説

最後に、中心になって海底遺跡の研究を進めている木村政昭教授は「遺跡説」を提唱しています。これは海底遺跡が自然にできたものではなく、人々が作ったものであるという考えです。

道路や石組み、排水溝、敷石と思われる地形や巨石の組み合わせが見られることを根拠として、これが全て自然にできたものとは考えにくいとしています。

また、遺跡内にはクサビを等間隔で打ち込んでいたような跡やテラス上の左右対称にできたものは、自然の侵食では起きない現象だとしています。

遺跡説でも古代文明遺跡説と中世遺跡説ががあります。古代文明遺跡であった場合、世界最古の古代遺跡である可能性を秘めています。

ダイビング以外で海底遺跡を見る方法

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ダイビングを行うためにはライセンスが必要となります。海の中は地上と環境が違うため、それに伴う知識や技術が必要となるためです。

講習を経てテストに合格するとダイビングのライセンスを取得でき、何mまで潜れるかはライセンスによって異なります。しかし海底遺跡を見るためだけにライセンスを取得するのは少し面倒ですよね。

実はダイビング以外でも海底遺跡を見る方法があります。ここでは3つの方法を紹介します。

ライセンス不要!体験ダイビング

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ダイビングをするには基本的にライセンスが必要となりますが、体験ダイビングならライセンスや経験は一切必要ありません。体験ダイビングではつきっきりでインストラクターが器材の操作や安全管理を行います。

また、初心者なら最初は浅瀬で練習をしてから遺跡のダイビングポイントへと移動するので安心です。与那国島にはダイビングを扱うショップが多くあり、ツアーだけを行うものもあれば3泊4日の宿泊料も全て込みで提供しているものもあります。

宿泊料込みであれば10万円程度、ツアーだけであれば3万円程度で昼食・ドリンク・保険料・ダイビング器材のレンタル料・3タンクなど全てが込みになったセット料金です。

シュノーケル

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体験ダイビングよりも気軽に海底遺跡を見たいという人は「シュノーケル」がおすすめです。海に潜るのではなく、海面から遺跡を見下ろす形です。間近で見ることはできませんが、遺跡の全体像を見やすく、十分楽しめるでしょう。

ダイビングが初めての人は恐怖心がある人も少なくありません。無理に潜るのではなく、シュノーケルで海底遺跡を楽しむという方法もあります。体験ダイビングよりも費用は安いので、その分与那国島の観光を楽しむこともできます。

ショップによって料金は異なりますが、5,000円~7,000円で提供しているところが多いです。フィンがあるので泳げない人でも問題ありません。所要時間も1時間半~2時間ほどです。

海底遺跡観光船

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「海底遺跡観光船」と呼ばれるグラスボートに乗って海底遺跡を楽しむ方法もあります。これなら濡れる心配は一切ないので、海が怖い・全く泳げない・年齢制限に引っかかるという場合も問題ありません。

半潜水型になっているので、海の中はガラス越しに見ることができます。また、海底遺跡観光船は遺跡の近くまで寄ってくれるので、場合によってはシュノーケルよりも間近で遺跡を見ることができます。

ただし与那国島周辺の海は風の影響で荒れやすく、シーズン中であっても船が大きく揺れることが多いです。酔いやすい人は事前に酔い止め薬を服用するなどの対策が必要となります。

与那国島海底遺跡の口コミ

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ここまで与那国島の海底遺跡について紹介してきましたが、ここで実際に海底遺跡に行ったことのある人の口コミを見てみましょう。

与那国島でどこに観光に行こうか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

ダイバーなら1度は行くべき!

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今まで国内外で様々な海に潜ってきましたが、与那国島の海底遺跡はダントツでおすすめのスポットです。本当に間近で見られ、何とも言えない不思議な気持ちになりました。

自然にできたものだとするとあまりに綺麗で、人の手が加えられていると考えると少し不自然な感じもします。大昔に海の底で生まれたのか、かつては地上にあったものが沈んだのかは分かりませんが、歴史を感じる素敵なスポットでした。

海の綺麗さや魚の群れを楽しむためにダイビングをする人は多いですが、海底遺跡を見るような楽しみ方もあるのだと教えてもらいました。(30代・女性)

全てがおすすめ

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海底遺跡はもちろん、与那国島の全てが最高でした!人は優しく、食べ物は美味しい、空気が綺麗、海は透き通っている、こんな最高の島に来られて幸せです。まさに「楽園」という言葉がぴったりです。

ダイビングは経験が浅いので少し不安がありましたが、インストラクターの方がすぐ近くで泳いでくれるので安心して楽しめました。2回目のダイビングだった友人も楽しそうに泳いでいました。

この日は天気も良く、ウミガメがすぐ近くまで寄ってきてくれてラッキーでした。海底遺跡だけでなく、海自体も魅力がたっぷりで大満足の3日間でした。もう今すぐにも訪れたいです。(20代・男性)

与那国島の神秘の海を体験しよう!

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やりたかことと、やらんばいけんことは違うったいね〜〜。 なりたか姿と、ならんばいけん姿も違うったいね〜〜。 いらついてやぜらしか時は筋トレして酒飲んで忘れよう。 こんぼこ食いたか。 #沖縄 #与那国島 #yonaguniisland #okinawa #ダイビング #diving #scubadiving #水中写真 #underwaterphotography #underwater #olympus #olympuspen #olympuspenepl7 #オリンパス倶楽部 #海底遺跡 #comebacksummer #okinawatrip #love_diving #love_sea #underwaterpic #underwaterphotos #水中ワイド #bsacjapan #bsac #lascuba #divermag #divelove #bsacjapan #bsac #lascuba #divermag #divelove #total_underwater #water_of_our_world #海チャンネル

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今回は与那国島にある海底遺跡について詳しく紹介しました。調査技術が進んだ今でも自然にできたか遺跡なのかははっきりしておらず、不思議なものです。

与那国島でも保存を呼びかける声が出ており、いつダイビングができなくなるかは分かりません。興味がある人は早めに与那国島に行きましょう。

海底遺跡に限らず、与那国島は魅力が詰まった素敵な島であり、日ごろの疲れを癒してくれるでしょう。

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